2009年12月01日

その男、凶暴につき

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北野武初監督作品
極端にすくない台詞の数。リアリティのある日常とはそういうものだ。おおまかなストーリーが分かれば、例え沈黙でもそこに声が聞こえてくる。そこで自分なりの台詞をあてればいいことだ。

物語として使われる言葉や演出をそぎ落とした先に新しいエンターテイメントが生まれてくる。

漫才にもその流れを吹き込んだビートたけし。舞台の言葉を排し、日常の口調を持ってくることで新しい笑いが生まれて来たのだろう。(リアルタイムではないので推測)
笑いでの世界観の構築と映画での構築の仕方がダブって感じる。
そしてその中で映画は何を語るべきなのか。何の為にあるのか。これから「映画と物語」という構図で考えてみたい。

しかし、改めて北野武の暴力性を見た。ここから20年間、新作「アウトレイジ」(2010年公開予定)までどういう映画作りをしていくのか楽しみになってきた。



seijimo
posted by TANGE blog at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記